川崎市全町内会連合会合同研修会への活動事例報告


8月27日(火)川崎市麻生区役所会議室にて川崎市全町内会連合会合同研修会が開催され、高石町会の防災への取組みを活動事例として報告しました。
 

高石町会の防災の取組み 報告内容
 
高石町会は2年前の2017年から、防災について考えるきっかけとしてのイベント「レッツ防災ピクニック」を毎年11月に開催しています。
また、災害に対する正しい知識を身につけるための防災講座「防災ピクニック ミニ」を2018年から年間5回程度開催しています。
防災活動のきっかけ
それは3年前、防犯灯事業がESCO事業に統合され、町会の重点活動を何にするかと検討しており、「では、防災でいこう!」となりましたが、多くの問題があることに気づきました。
 

①防災ってどう取り組めばいいのか?
②防災訓練を主催したことが、未だかつてない。
③消火ホースキットや発電機等は購入・設置していない。
④発電機等のメンテナンスは誰がするのか。
(東日本大震災時に被災していない地域の動かない発動機が続出!)
⑤消火栓は一般人でも触れるのか?そのそも大震災時に水は出るのか?
⑥災害や防災の知識があまりない
。 等々
 
防災については、全くの素人集団と言っても過言ではない状況でした。
検討を重ねた結果
高齢化および任期が決められている町会役員に、運用にスキルが必要なハードウェア(消火ホースキット・発電機等)の活用を求めるのも重要ですが、「町会役員」でも、だれでも取り組むことができる活動に重点を置くべきとの結論から、以下の内容ですすめることとなりました。

防災活動の経過
高石町会における防災活動の歴史はわずか足掛けにして、3年目です。(言ってみれば「かけだし」です。)
防災活動の取組み経過は以下のとおりです。
 

レッツ防災ピクニック
 
「レッツ防災ピクニック」は、楽しく防災・減災を体験するイベントです。

とにかく、防災を楽しく体験して、防災に興味を持っていただく、まさに「防災について考えるきっかけ」になるベントを目標に開催しています。
 




防災マップの作成(防災まちあるき)
 
過去の震災でも、ブロック塀等の倒壊で多くの犠牲を出しています。
ブロック塀はその構造によっては、震災時に凶器になり得るのです。
ブロック塀等による過去の震災被害


おすすめ!防災まちあるき
防災マップの作成は、自分が住んでいるまちを、防災の視点で要注意個所や一時避難所などの場所を今一度確認し、これまでとは別の視点でわがまちを知る活動です。
これまで気が付かなかった、災害時に危険であると考えられる要注意箇所が浮かび上がってきます。
また、防災まちあるきは高石町会のような広い地域を対象とした場合、1回のまちあるきでは時間的にも全領域をカバーできないことから、数回にわたって、参加メンバーの役割を決めてまちあるきをする必要があります。


高石防災マップ
数回のまちあるきを行い、要注意個所等の写真撮影とグーグルマップへの地図落としを行い、「高石防災マップ」を作成しました。

以下のリンクをクリックすると高石防災マップの説明および高石防災マップを参照することができます。

高石防災マップ説明ページ

防災・減災講座 防災ピクニック ミニ
 
年に1度の防災イベントだけでは、地域の防災意識の高まりまでは望めないと考え、過去の災害に学び、正しい知識を災害・防災を身につけるための防災講座の開催を年5回開催しました。
①過去に学ぼう:阪神淡路大震災の経験から(平成30年5月20日開催)
②ふたつの大震災:阪神淡路大震災と東日本大震災(平成30年6月10日開催)
③どうやってつくる?:防災マップの作成方法と手順(平成30年9月16日開催)
④やってみよう!:防災マップ作成に向けた、まちあるきとフィールドワーク(平成30年10月14日開催)
⑤地震史と南海トラフ地震(平成31年3月17日開催)
第1回 阪神淡路大震災の体験から
神戸市においても阪神淡路大震災の経験がない人の人口は、4割に及ぶといわれています。
大震災の記憶を風化させないためにも、当講座を継続的に開催していく必要があると考えています。
また、当時の動画や画像をできるだけ多く使い、当時の状況についてできるだけ理解していただくことを心掛けました。

第2回 ふたつの大震災
東日本大震災では、多くの動画や画像が残されています。
巨大地震、津波が生中継で伝えられたことは、災害史上、放送史上初であるといわれています。
釜石に押し寄せる巨大津波(2分)
津波の遡上想定と被害
想定をはるかに上回った巨大災害であったことも、甚大な被害を出した原因であるともいわれています。
 

 
※防災まちあるきのワークショップとして開催した第3回、第4回および第5回「地震史と南海トラフ地震」の防災講座に関しては割愛いたします。
 
百合丘小学校で防災教室の開催
6月20日(木)百合丘小学校からのご要望に基づき、防災教室を開催しました。
1時間目 防災講習
防災講習には、川崎市まちづくり局の防災キャラクター「くり防」「いがぼう」に登場(アニメーション)してもらい子供たちが防災に興味を持てるよう心掛けました。(声付き)
 
 
小学4年生160人を対象に、アニメーションや動画、画像を使い、阪神淡路・東日本大震災の被災状況を説明するとともに、地震のメカニズムや日ごろの備えについて解説しました。
大変興味をもって講習を受けていただきました。

2時間目 防災ピクニック
防災ピクニックで行っている、「簡易トイレ作り」「紙食器作り」「簡易担架作り」「防災クイズ」の各ワークショップを体験していただきました。
子供たちの熱心な取り組みに、感動を覚えました。
 




 
新たな取り組み 「防災まちづくり」
川崎市 まちづくり局 市街地整備部 防災まちづくり課が展開する「防災まちづくり」活動に取り組んでいます。
今後3年間にわたって継続する活動となります。

以上が川崎市全町内会連合会合同研修会の報告内容となります。
 
高石町会で始まった防災活動3点セット「レッツ防災ピクニック」「防災マップ作り」「防災・減災講座 防災ピクニック ミニ」は防災活動として、どなたでも取り組んでいただける内容となっております。
当報告内容に関するお問合せやご質問をお待ちしております。

お問合せやご質問はお問合せフォームからお願いいたします。


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